まずはここ!2

諸塚村役場での矢房課長の話は続きます。
実際の暮らしはどうでしょう。

矢房課長も松村さんも口を揃えて言われるのは、
「諸塚の田舎暮らしは忙しい!」でした。

それは何故かというと、地域での行事です。
公民館を中心に地域つながって、お互いが支えあいながら
暮らしをおくっているので、それに関わる時間のウエイトが重くなります。

お互い様の精神がそのまんま暮らしにあるってことですね。
都会のような個人を大切に生きるってのは、まず無理で、
個人より地域の時間の方が多いと思ってもいいくらいだそうです。
ですから、田舎でのんびりとと言われますが、
時間的にはそうではなく、都会よりも忙しいと思った方がいいということです。
ただ、気持ちのゆとりという意味では、都会とは全く違うと言われてました。

印象的な言葉として
「地域での関わりが深く、個人よりも優先されますが、
地域にしっかり関わっていると、個人で困ったときには
ほっといてもみんなが助けてくれます。」
というのがありました。

最近、諸塚村でも移住を受け入れようという人たちが
出てきたそうです。
人口が2,000人をきって、これからを考えると考えていかなくては
という意見が出てきたそうです。
1年の出生数は多くて20人くらいで、これが大きく伸びることはないだろう
ということで、交流人口も大切にしていきたいと言われてました。

(諸塚村立諸塚小学校)

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