まわりの「視線」が多いほど犯罪の抑止につながります。私たち「見守り隊」では「道」という情報誌を発行していますが、その中でもたくさんの視線が子どもを見守ることになると訴えて続けています。子どもを守るのは子ども自身、親、PTA、学校、「見守り隊」などのボランティア、地域社会、行政などの関係機関です。特にさきほどの4つの「たいりょく」を基本として身につけさせたり、親自身も自分の子どもの通学路を把握しておくことも大切なことです。
子どもは、一日のうち睡眠時間(約33.3%)を含め約8割の時間を地域もしくは家庭内で過ごしています。ということは、子どもに対する親や地域の大人の責任はとても大きいということになります。小学生が1年間に受ける総授業時間は765時間ですが、家でテレビやインターネットを1日2時間半した場合には、912.5時間も費やしていることになります。判断力の低い子どもたちが、テレビやインターネットから受ける影響も大きいと感じます。
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「三松地区見守り隊」がスタートしたきっかけは、退職校長と現職との飲み会で「これまで世話になった恩返しを」という話になり、ちょうどその頃続出していた不審者への対策として10名のメンバーで4年前に発足しました。さらに青少年育成市民会議にもお願いし、100名を超える人の協力が得られることになりました。
活動については、「できるところで、できるときに、できることをする」というのが基本です。もちろん自分たちだけで守りきれるとは思いません。お父さん、お母さん、みんなでがんばらんといかんと思います。三松に住む人全員が地域の親であるということです。私の場合は、子どもたちが下校する時間帯に合わせてジョギングをしながら筋肉を「貯筋」し、走りながら1日1句「走句」をつくって日記に書き写すなど、楽しみながらの見守り活動を続けています。県の掲げている「県民総力戦」は私にとって、「健民走力戦」です。健康な県民が、歩いたり走ったりしながら見守り活動を行い、地域を守っているんです。
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見守り隊を発足するときにある人から、
「最初は花火をドカンとあげるが、華々しく上がった花火ほど長続きしないものだ。そうならないようにしないといけないよ」
という忠告を受けました。
私たちの活動は、自分のためにという気持ちで地道にこつこつと続けていき、いずれは地域の中で継承されるといいと思います。
岩切章太郎氏の著書「無尽灯」の中に「が」と「は」の違いを記したところがあります。「私『が』ひとりでがんばっても……」と「私『は』ひとりでもがんばる」という気持ちには大きな違いがあります。私はひとりになっても、体が続く限り楽しく活動を続けていきたいと思います。
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|カテゴリー: 県民会議 |

