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初鹿野 飯干さんはお孫さんの入学をきっかけに始められたそうですが、もうひとつのきっかけが、腕章。これは、社協の方の依頼で高齢者サロンの方々が手縫いで作り、手書きの墨字で「見守り隊」と書かれています。私はここに温もりを感じます。高齢者の方は腕章をつくることで、自分も参加しているという意識ができる。これはステキなことだと思います。買い物に行ったりしてみんなが取り組んでいます。
 飯干さん、半年で10 人になったそうですが、どんげして増えましたか。

飯干 うちの近くの運動競技場で朝夕に運動している人のところへ行って、同じ運動をするなら通学路を歩きませんかと誘いました。類は友を呼び、どんどん増えていきました。

初鹿野 特別にすごいリーダーがいて、そこに「やらんといかん!」と人が集まるわけではなく、こういうスタイルもあるわけですね。
 福留さん、こういう増え方はどうでしょう?

福留 自然発生的に増えていったのはいいなと思います。
私たちの場合は、青少年育成市民会議の総会で「協力していただける人はいませんか」と投げかけ、集まった人が現在のメンバーになっています。基本的には、声をかけながら仲間を増やしていくのが、長続きするのかなという気持ちは持っています。

初鹿野 そうですね。飯干さんも福留さんも誰かにやらされているのではなくて、楽しみになっていますよね。
 小林さん、いかがでしょうか。

小林 うちの地域では、一部の人に負担をかけすぎるかなと感じています。
 一度初鹿野さんに来ていただいて、あいさつやごみ拾いをするまちづくりのお話を聞いたんですが、誰もができる活動から裾野を広げるのがいいのかなと思ってます。

初鹿野 人口も町の規模も違うのですが、基本的にはそう変わらないですね。
 もう一つ大事なことは、決して防犯だけではなくて、例えば福留さんの場合は「健康」の部分が入っているように、暮らしの中で広く考えることです。
 さて、飯干さん、お二方のご意見を聞いて何か感じたことはありますか。

飯干 通学路に立つとき、遠くにいても大声であいさつします。そうすると相手もあいさつしてくれるし、子どもたちがその都度振り向き、あの人はこの地域の人たちだとわかってもらえたらいいかなと思っています。

初鹿野 「大声あいさつ作戦」ですね。
 小林さん、腕章を作ったとき、あまり目立ちすぎないようにと言われていましたが。

小林 PRも大事ですけど、日常生活の中でさりげなく、自転車のカゴや、かばんにつけて買い物に行ったりしてみんなが取り組んでいます。

→「その4」へ続く
 

|カテゴリー: 県民のつどい |

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