地域で暮らす住民として

自分たちの住む地域社会

 いま自分たちが暮らしている場所は、ずっと住み続けたいと思える魅力のある地域であってほしい。だれもがそう願っていると思います。
 そのためには国や行政による設備や制度の充実ももちろん大切ですが、ただ指をくわえて待っていれば何とかなるような時代はとうに過ぎてしまいました。
 また、住民をとりまく社会的な環境や情勢の変化はあまりにも早く、これまでに確立されていた様々な制度や枠組みだけでは、その変化に十分な対応ができないのが現状です。

やはり主人公は住民自身

 地域に存在する問題や課題への取り組みは、「ひとまかせ」「行政まかせ」では立ちゆかなくなっています。住民自身が「自分たちの問題だ」という、当事者としての意識で自らアイデアを出しながら活動することが求められています。
 魅力のある住み続けたい地域は、住民が自分たちで作っていく時代になったといえます。
そうした想いで、地域を少しでもよい状態で次の世代へと手渡していけたら、どんなに素晴らしいでしょう。

わたしたちの役割と特色

いつも住民の視点で

 ハートムのメンバーは地域の住民です。日々の暮らしの中で行い感じていることの中にこそ、地域の問題や課題は存在しているのではないだろうか…。住民だからこそ感じ取ることが出来るアンテナを張って、地域を見つめています。

あらゆる方面に「気づく」力

 あえていえば、わたしたちには「専門分野」がありません。地域を少しでもよくしていくために必要だと感じれば、あらゆることを活動の対象として捉えます。
 たとえば「安全に暮らせる地域」という課題ひとつをとっても、そこには自然環境の整備や、防犯・防災への意識、住民同士が知り合うというネットワークなどなど…様々な切り口やアプローチが存在するからです。

住民とともに

 わたしたちは「団体として」活動することにとどまらず、つねに住民とともに、かかわりをもちながら活動することを心がけています。
 まちでわたしたちを見かけたら、気軽に声をおかけください。あなたが考える地域の問題や課題に関する話題はもちろん、活動のアイデアやヒントについての対話も大歓迎です。ぜひ、いっしょに語り合いましょう!